はじめに
「中小企業診断士試験にストレート合格したい」
「社会人でも合格できる勉強スケジュールを知りたい」
「どの科目から勉強を始めればよいかわからない」
中小企業診断士試験は、国家資格の中でも難関資格の一つとされています。試験範囲が広く、一次試験では7科目、二次試験では知識を活用した記述力が求められるため、「何から始めればよいのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身も会社員として働きながら学習を進め、中小企業診断士試験にストレート合格しました。決して勉強だけに集中できる環境ではありませんでしたが、限られた時間を計画的に使うことで合格することができました。
この記事では、私が実際に実践した勉強スケジュールや、科目ごとの学習方法、社会人が効率よく勉強時間を確保するコツについて紹介します。これから中小企業診断士試験に挑戦する方の参考になれば幸いです。
中小企業診断士試験は計画が合否を左右する
中小企業診断士試験は、「勉強量」だけでなく「勉強の進め方」が非常に重要です。
一次試験では以下の7科目を学習します。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
さらに、一次試験合格後は二次試験の対策も必要です。
そのため、最初に年間スケジュールを立てずに勉強を始めると、「好きな科目ばかり勉強してしまう」「苦手科目が後回しになる」といった状況に陥りやすくなります。
私はまず試験日から逆算し、「いつまでに何を終わらせるか」を決めてから学習を始めました。この考え方が、ストレート合格につながった大きな要因だったと感じています。
私が実践した年間勉強スケジュール
① 基礎知識のインプット(試験約10〜12か月前)
学習開始直後は、テキストや講義動画を活用し、各科目の全体像を理解することを重視しました。
はじめに過去問を解いてみたものの、全く歯が立たず、まずはテキストを読まなければ解けるわけないよねと・・
この段階では、「完璧に覚える」ことは意識していません。
重要なのは、
- どのような内容が出題されるのか
- 科目同士にどのような関係があるのか
を理解することです。
例えば、企業経営理論で学ぶマーケティングは、二次試験でも重要な知識となります。また、財務・会計の考え方は事例Ⅳにつながります。
このように、「後で必ず役に立つ」という意識を持ちながら学習を進めました。
② 問題演習を中心に学習(試験約6〜8か月前)
一通りインプットが終わった後は、過去問と問題集を中心とした学習へ切り替えました。
私は「問題を解きながら理解を深める」ことを意識していました。
間違えた問題は、
- なぜ間違えたのか
- 知識不足なのか
- ケアレスミスなのか
を分析し、テキストへ戻って復習しました。
経済学や財務・会計は特にアウトプットの比率を高くし、企業経営理論や運営管理は知識の整理も並行して行いました。
③ 一次試験直前期(試験約2〜3か月前)
直前期は新しい教材には手を出しませんでした。
これまでに解いた問題の中で、
- 間違えた問題
- 苦手論点
- 頻出テーマ
だけを繰り返し復習しました。
また、過去問を本番と同じ時間で解き、時間配分の感覚を身につけるようにしました。
この時期は「できないことを増やさない」ことが重要です。
社会人はどれくらい勉強時間を確保すべき?
「中小企業診断士試験には1,000時間必要」と言われることがあります。
私自身はシステムエンジニアの経験があるため、経営情報システムの勉強時間が削減でき、800時間ほどで合格することができました。
ただし、この数字はあくまで目安です。
重要なのは総勉強時間よりも、「継続して学習すること」です。
私が意識していたのは、
【平日】
- 出勤前の朝学習
- 通勤時間の活用
- 帰宅後の復習
【休日】
- 午前中にまとまった学習時間を確保
- 模試や過去問演習
というリズムです。
特に朝は集中力が高く、仕事の予定に左右されにくいため、社会人にはおすすめの時間帯です。
毎日30分でも積み重ねれば、1年間で180時間以上の学習時間になります。
科目ごとの優先順位
ここからは、私自身が実際に行った勉強法を紹介します。
STEP1:まず全体像を理解する
すべての科目を同じ時間で勉強する必要はありません。
私は以下のような優先順位で学習しました。
優先度:高
- 財務・会計
- 経済学・経済政策
- 企業経営理論
これらは理解に時間がかかるため、早めに着手しました。
優先度:中
- 運営管理
- 経営情報システム
比較的学習しやすく、過去問演習で得点を伸ばしやすい科目です。
優先度:直前期
- 経営法務
- 中小企業経営・中小企業政策
法改正や制度変更の影響を受けやすいため、直前期に重点的に学習しました。
もちろん、受験年度の試験制度や出題傾向によって最適な配分は変わるため、自分の得意・不得意も考慮して調整することが大切です。
ストレート合格するために意識した3つのこと
① 完璧を目指さない
一次試験は満点を取る試験ではありません。
難問に時間を使うより、基本問題を確実に得点することを意識しました。
難しい問題は他の受験生も間違えます。大切なのは、他の受験生も正解するであろう問題を絶対に落とさないことです。
② 毎日勉強する
勉強時間よりも「勉強する習慣」を重視しました。
短時間でも毎日机に向かうことで、学習のリズムを維持できました。
③ 過去問を繰り返す
新しい参考書を増やすよりも、過去問を繰り返し解きました。
中小企業診断士試験では、出題形式や頻出テーマに一定の傾向があります。
その傾向を理解することが、合格への近道でした。
よくある質問
Q. 独学でもストレート合格できますか?
可能です。ただし、自分で学習計画を立て、継続できることが前提になります。不安な場合は通信講座などを活用するのも有効です。
Q. 社会人でも合格できますか?
十分可能です。実際に私も仕事と両立しながらストレート合格しました。限られた時間をどのように使うかが重要です。
Q. 一番重要な科目は何ですか?
人によって異なりますが、理解に時間がかかる財務・会計や経済学・経済政策は早めに学習を始めることをおすすめします。
まとめ
中小企業診断士試験にストレート合格するためには、長時間勉強することよりも、「計画的に継続すること」が重要です。
私自身も、社会人として働きながら、年間の学習計画を立て、毎日の勉強を積み重ねることでストレート合格を実現しました。
本記事で紹介した内容をまとめると、
- 試験日から逆算して年間スケジュールを立てる
- インプットだけでなく問題演習を重視する
- 苦手科目は早めに着手する
- 毎日少しでも勉強を継続する
- 完璧を目指さず、合格点を確実に取ることを意識する
という5点が重要です。
これから中小企業診断士試験に挑戦する方は、ぜひ自分に合った勉強スケジュールを作成し、計画的に学習を進めてみてください。
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